JR南武線「浜川崎支線」以外にもあった支線、知られざる歴史を探る

今年、JR鶴見線はその前身となった鶴見臨港鉄道の設立から100周年を迎える。鶴見臨港鉄道は、浅野財閥(現・太平洋セメントの源流のひとつである浅野セメントが中核)を率いた浅野総一郎らによって造成された鶴見・川崎の埋立地(末広町、安善町、白石町、大川町、扇町など約150万坪)の物流を担うため、1924(大正13)年に創立。その後、戦時買収を経て、戦後は国鉄(現・JR)鶴見線となった。

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