東九州新幹線の2ルート案、甲乙つけ難し – 決め手は数字ではなく…

大分県は東九州新幹線について、「日豊本線ルート」と「久大本線ルート」の比較調査結果を発表した。距離も所要時間も事業費もほぼ同じ。数値だけ見ると、「日豊本線ルート」が少しだけ有利という結果になった。「日豊本線ルート」は関西圏に近く、「久大本線ルート」は西九州新幹線と接続したネットワークに期待できる。とはいえ、費用対効果の算定は「2045年着工、2060年開業、開業後50年間」という条件で、かなり先の長い話である。

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