オーナーは、この個体を半年ほど前に入手。自身が小学生の頃、父親が購入を検討していたが、高価なために見送ったという思い出のクルマだ。オーナーは免許取得後、MT車に乗りたいということでハチロクなどに乗っていた。しかし30代になって「そろそろAT車もいいかな」と考えるようになり、思い入れのあるクラウンを探し始める。希望の個体に長らく出合えなかったが、昨年インターネットで発見。それはワンオーナー・フルノーマル、整備記録簿付きというもので、オーナーは迷わず決断。ただし、前オーナーが「乗りっぱなし」だったと想像できる状態で、極上ではなかったそうだ。そこでオーナーは休日を利用して修理し、約3カ月かけて現在の状態にまで仕上げたという。始まったばかりのクラウンとのカーライフは、今後さらに熱を帯びていくことだろう。