5代目は家族の理解も得られる趣味車!? 2016年式 スズキ アルト ワークス 2WD Vol.2【7】全5世代のワークス、一堂に会す

室内空間は広く、後部座席でも足下は楽々。趣味車でありながらも、これだけの居住性がよければ、家族の理解を得られやすいかも。モデルの鈴木咲ちゃんの身長は165cm。頭上に余裕はあるが全体的には腰高な印象。エンジンはターボRS搭載の改良型R06A型VVTをベースに最大トルクを0.2kg-mアップ。アクセル応答時間をRSよりも10%短縮し、よりダイレクトな反応に。また冷却水の制御温度は88℃から82℃に下げされ、ノッキングが出にくく、扱いやすさが向上。このエンジンのトルク感やレスポンスの良さがクルマの軽さを演出。また、直進安定性も高いため、高速道路も快適だ。シートはレカロ製。このスペースにリクライニング可能なレカロシートは存在しないため、ワークスのためだけに改良された独自シートを採用。黒一色にまとめられたシックなイメージのコクピット。ミッションは、商用バンタイプに搭載されている5MTをベースにショートストローク化し、小気味良いシフトチェンジに。1〜4速がクロスした設定なので頻繁に変速することになるが、それがこのクルマの楽しいところ。5AGS(2ペダルAT)も設定されるが、発売1カ月での販売比率はMTが9割とのこと。メーターはレーシーな白パネル。

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