マンガ編集者の原点 Vol.4 「東京タラレバ娘」「カカフカカ」の助宗佑美(講談社クリエイターズラボ IP開発ラボ・リーダー)

マンガ家が作品を発表するのに、経験豊富なマンガ編集者の存在は重要だ。しかし誰にでも“初めて”がある。ヒット作を輩出してきた優秀な編集者も、成功だけではない経験を経ているはず。名作を生み出す売れっ子編集者が、最初にどんな連載作品を手がけたのか──いわば「担当デビュー作」について当時を振り返りながら語ってもらい、マンガ家と編集者の関係や、編集者が作品に及ぼす影響などに迫る連載シリーズ。第4回で登場してもらったのは、講談社クリエイターズラボでIP開発ラボのリーダーを務める助宗佑美氏。Kiss(講談社)編集部時代に、東村アキコ「東京タラレバ娘」、石田拓実「カカフカカ」など、数々のヒット作品を手がけた編集者だ。2018年には関西テレビ制作のドキュメントバラエティ「セブンルール」でもその人となりが特集されるなど、仕事・プライベートともに注目度の高い仕事人である。

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