
第35回Tour Autoが、5月3日から9日にかけて開催された。今年最大のニュースは、5年ぶりとなるグラン・パレへの帰還だ。2000年代から長らくポルト・ド・ヴェルサイユのパヴィヨン6を会場としてきた書類・技術検査が、鉄骨とガラスのボー・ザール建築に戻ってきた。ナポレオン3世時代のパリ万博を起源に持つこの建物は、Tour Auto発祥の源流であるTour de France Automobileとも縁の深い場所だ。19世紀末から競技車両の舞台であり続けたグラン・パレへのカムバックは、単なる会場変更ではなく、イベントの歴史との再接続を意味する。筆者は5月3〜4日のグラン・パレ展示を取材した。5月4日月曜日の昼前には、BMW公式スタンドにて記者会見も行われた。