連載:アナログ時代のクルマたち|連載48 ロータス19モンテカルロ

1950年代から60年代にかけて、戦争の影響からようやく脱却したヨーロッパでは、多くのバックヤードビルダー達が、車作りに励み始めていた。その中でも早くから車作りを始めていたのは、クーパーである。父親のチャールスと共にクーパー・カー・カンパニーを立ち上げたジョン・クーパーは、すぐにオートバイ用のJAPエンジンを搭載したシングルシーターのクーパー500を製作。多くの勝利をものにすると、F2にステップアップ、さらにはF1へと駒を進める。

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