平成筑豊鉄道、令和に残れるか – 法定協議会、2025年度に方針決定

経営状況が悪化している福岡県の第三セクター鉄道、平成筑豊鉄道について、今後のあり方を検討する法定協議会が設置された。鉄道の設備が老朽化し、保守費用を増額する見通しで、自治体の補助金拠出額の限界を超えた。今後、1年間にわたって調査検討を重ね、鉄道の存続、バス転換、BRT転換など協議するという。協議会には沿線9市町村をはじめ、交通事業者や学識経験者も参加する。対象となる路線は伊田線、糸田線、田川線の3路線。上下分離方式で列車の運行のみ担う第二種鉄道事業の門司港レトロ観光線(北九州銀行レトロライン)は含まれない。

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