レトロとはいわせないアルピーヌBEV化の斬り込み隊長|ル・マンでデビューしたA290市販版があれこれ眩しい!

ミニやフィアット500eならびにアバルト500eなど、偉大なるオリジナルの面影を再解釈してゼロエミッション・ヴィークル、つまりBEV(バッテリーEV)として2020年代半ばの今、再び生まれ変わったかのようなスモールカーは少なくない。元来、進歩主義の気が強過ぎて、いささか勇み足の「アヴァンギャルド」は自画自賛気味に好むけれども、レトロというカードだけは切りたくても切らなかったフランス車メーカーが、満を持して切った。それが「アルピーヌA290」といえるだろう。

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