値上げが続いた2023年でしたが、2024年に入ってからは比較的値上げも少なく、値上げも落ち着いたのかと思いきや、帝国データバンクによると、4月の食品値上げは2806品目となりました。値上げの主な原因は、原材料の高騰です。オリーブオイルや胡麻、海苔、カカオ豆など、猛暑や干ばつなど天候不順を要因とした不作により、これら原材料が値上がりしました。さらにこれらの多くは海外から輸入されるものが多く、1ドル150円前後の円安水準も輸入コストをさらに押し上げています。これら農作物は収穫までに時間がかかるため、今後しばらくは値上がりするでしょう。