小学4年生が見抜いた“謎の標本”はニホンオオカミ! 科博「大哺乳類展3」に日本で4体目の貴重な剥製が追加展示

東京・上野の国立科学博物館で開催中の特別展「大哺乳類展 3-わけてつなげて大行進」に、5月21日から新たに「ニホンオオカミ」の標本の展示が加わりました。これまでヤマイヌの一種として国立科学博物館に収蔵されていた謎の標本を、2020年に当時小学4年生だった小森日菜子さんが「これはニホンオオカミではないか」と気づき、同展監修者の川田伸一郎さんと共同研究・論文を発表し、今年2月に正式にニホンオオカミの標本として認定されたもの。日本で4体目、世界で6体目となる貴重な標本で、認定以来一般向けに公開されるのは初めてです。

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