ランボルギーニ、その60年はV12と共にあり|60 Years of Lamborghini V12 Power

ランボルギーニの起源にまつわる物語はよく知られている。イタリアン・エキゾティックの世界で新参者のフェルッチョが注目を集めるためには、フェラーリに匹敵するエンジンを持たねばならなかった。そこで彼は世界最高の、少なくともフェラーリには勝てるエンジンの設計をジオット・ビッザリーニに依頼した。最初期の3.5リッターV12、DOHC4カムはすでに超一級のエンジンで、新型へと完全に代替されるまでおよそ半世紀に渡り使われ続けたのだった。ウラッコのV8やガヤルド・ウラカンのV10といった人気エンジンも開発したけれど、V12はランボルギーニのDNAとなり、伝説となったのだ。ランボルギーニ60年の歴史はV12エンジンと共にあったと言っていい。

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