パンデミック期間に味わった“遠さ”の記憶が薄れる今、「遠距離現在 Universal / Remote」が問いかけるもの

東京・六本木の国立新美術館で、「遠距離現在 Universal / Remote」が始まりました。世界的な緊急事態だったパンデミックの3年間で、リモートによって遠距離でも容易につながれるようになった私たち。一方で実体のあるつながりは希薄となり、分断や孤立も加速。そして今、あの時期の記憶がものすごいスピードで薄れていく中、この展覧会ではあらためて、私たちの暮らしや労働の形といった様々な事象を、現代美術を通して問いかけています。

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