“縄文マッチョ”に出っ歯の鎌倉人、江戸は小顔で歯並びが悪かった!? 骨が伝える日本人の驚きのビジュアル変容

縄文人は現代人に比べて頑強な体つきで、顔立ちは彫りが深く歯並びが整っていた。鎌倉時代の人たちは出っ歯が特徴で、“小顔化”が進んだ江戸時代に人々の歯並びが乱れてきた。……いきなり何の話かというと、東京大学総合研究博物館で始まった特別展の話です。同館の海部陽介教授の企画による『骨が語る人の「生と死」 日本列島一万年の記録より』は、各地の遺跡から発掘された骨から祖先たちの知られざる素顔を探るもので、日本人のビジュアルの変容や時代ごとに全く異なる死生観など驚きの連続! 小さな空間ながらギュギュッと濃密な展示内容となっています。

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