アニメ制作会社の社長やスタッフに、自社の歴史やこれまで手がけてきた作品について語ってもらう連載「アニメスタジオクロニクル」。多くの制作会社がひしめく現在のアニメ業界で、各社がどんな意図のもとで誕生し、いかにして独自性を磨いてきたのか。会社を代表する人物に、自身の経験とともに社の歴史を振り返ってもらうことで、各社の個性や強み、特色などに迫る。第5回に登場してもらったのは、ボンズの代表取締役・南雅彦氏。「アニメーションはアクションありき」「オリジナル作品を作らないと会社は死ぬ」……そんなこだわりの言葉が多数飛び出す中、設立25周年を間近に控えながらも、より貪欲にアニメーション制作と向き合う南氏に、ボンズのあり方を聞いた。