バリエーションは、3L自然吸気のVG30E型のほか、2LターボのVG20ET型、2L自然吸気のVG20E型をラインナップ。加えて、デビュー翌年にはZ31に先駆け、230psを発揮する3LSOHCターボのVG30ET型を追加。Y30と同年にデビューしたライバルのS120クラウンに、エンジンパワーで大きく差をつけたのだ。さらに1985年のマイナーチェンジでは、VG20ET型を改良し「ジェットターボ」に変更。これは、世界初の電子制御式可変ノズルをターボチャージャーに採用したものだ。ターボの弱点となる低回転域でのトルクとレスポンスを高めつつ、高回転域でのパワーを確保。これにより、10 ps/0.5kgーmのパワー&トルクアップを実現している。