フレッシュマンレースに参加し、キャリアを重ねる風吹裕矢の元に谷田部から画期的なレースの企画が持ち込まれる。それはグループ4〜6までの混走で、6位までの入賞者は欧州遠征がサポートされ、実質的にF3〜F1への道への最短ルートが手に入れられるというもの。裕矢は谷田部の最後のサポートとしてストラトスシルエットフォーミュラが与えられ、レースに参加。マシントラブルに悩まされながらも本戦では上位をキープ。しかしながら最終コーナーの大勝負に破れ、マシンクラッシュ。つかみかけた夢への切符は手からこぼれ落ちてしまう。早瀬佐近、飛鳥ミノル、谷田部のサポートを受けることになった椿健太郎などが欧州へ旅立ち、取り残される風吹裕矢。