日本に戻ってきた希少な北米仕様【1】国内最長の歴史を誇るランドクルーザーの、最初のターニングポイント|1988年式 トヨタ ランドクルーザー 北米仕様 標準ルーフ 4.0Lガソリン

クラウンと並んで国産車最長の歴史を誇るランドクルーザー。始まりは1951年にまでさかのぼる。この年、ランクルの始祖となるジープBJ(試作車)が誕生した。1953年に本格生産をスタートして1954年に車名をランドクルーザーに改名してから、1955年にランクル20、1960年にランクル40、1967年にランクル55へとその血統を受け継いでいく。もともとジープBJは警察予備隊(現・陸上自衛隊)に納入するために開発された車両だけあり、道なき道を行くヘビーデューティー・オフローダーとして圧倒的な走破性を誇っていた。そのDNAは後の世代にも受け継がれ、20では本家ウィリス・ジープに対抗して北米市場でも評価され、続く40も国内外でその実力の高さを知らしめている。

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