輸入車のコンパクトカーで人気のモデルがMINI。そのルーツは、英国の自動車メーカーであるBMC(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)が1959年に生産を始めたミニマムカー。時代と共に親会社が変わっていったが、その愛らしいデザインは90年代末まで変わらず、日本にもたくさんのオリジナル“ミニ”が輸入販売された。しかし、2000年代に入り、BMWが権利を取得。すべて大文字で表記される「MINI」ブランドが設立され、21世紀の新しい“ミニ”として生まれ変わった。そんなMINIは、モデルチェンジを重ねて2014年に3代目となっている。今回は、3代目MINI(3ドア)の改良遍歴を振り返り、グレード別の相場を見ていきたい。