鉄道黎明期、人力の鉄道が実在した – 豆相人車鉄道の廃線跡を歩く

1872(明治5)年10月の新橋(後の汐留)~横浜(現・桜木町)間の鉄道開業から、今年で150年を迎える。鉄道の動力に着目すると、この150年の間に蒸気機関、馬力、ガソリンカー、ディーゼルカー、電車などさまざまな動力が登場したが、鉄道黎明期には、今日では考えられないような風変わりな鉄道があった。人間がレールの上の車両を押して走らせる「人車鉄道」は、その最たるものである。

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