映像作品や広告写真にとどまらず、アートフォトにも活躍の場を広げ、今飛ぶ鳥を落とす勢いの柿本ケンサクの写真展、 ーTIMEー が、 6月25日から7月10日の間京都の音羽山清水寺で開催されている。約1250年の時を経て、今なお普遍的な祈りの場である清水寺からインスピレーションを得て、時間をテーマに「今この一瞬を生きている」という概念を表現。3つのシリーズで構成された新作品群が公開となった。「今、私たちは豊かさを削ぎ落し、本当に大切なことを抽出する必要があるように思います」という柿本氏に、話しを聞いた。