長らくトヨタのボトムレンジを担ってきたスターレット。初代KP47はパブリカのバリエーションのひとつ「パブリカ・スターレット」としてリリースされ、スポーティーな上級シリーズとして2ドアを最初に発表。その後4ドアが追加された。1978年には、2代目のKP61へモデルチェンジ。当時はすでに空間効率に優れるFFレイアウトが普及していたが、コンパクトな2ボックスボディにFRレイアウトという古典的なパッケージングを採用。FRが持つ走りのイメージを活かして若年層から支持されるとともに、シャシーの素性の良さから優れた運動性能を発揮。ツーリングカーレースやラリー、ダートラなど、幅広いモータースポーツシーンで活躍した。